大人たちが描く故国チェチェン ーどこにいてもいつも思い描くカフカスの山々ー
子どもたちが戦争の絵を描くとき、大人たちはふるさとの山々を描きます。戦乱のときも平和なときも山々は凛々しく、気高さを失いません。
「で、どうでした?」と私はM・マクシームイチにたずねた。 「たしかに彼は娘を手なずけましたか、それとも娘のほうが家恋しさからとらわれたままやつれましたかね?」 「とんでもない、何が家が恋しいどころですか。この要塞からは、自分の集落から見るのと変わらない山々が見えるのですよ。これさえあれば、やつら野蛮人にはなにもいらないのです」.....
M・レールモントフ作「現代の英雄」より
美しいカフカス娘ベーラは若いロシア将校に拉致され、要塞に閉じ込められていた。そのときの様子を旅人に語って聞かせる在カフカス二等大尉M・マクシームイチの話。
男性60才 女性28才
男性30才
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